DETAIL
「幸福のアラビア」と称されるイエメン。
乾燥地で水の確保が難しい中東地域ありながら、雨季になると緑が芽吹き、人々はこの地で農業を営んできました。
中東では唯一ともいえるコーヒーの生産地で、交易の中心となったモカ港は、モカコーヒーの名前の由来となった地。商人が多く活躍し、香辛料などの交易が盛んに行われてきました。
そんなイエメンでコーヒーが登場したのは13世紀頃。以来、コーヒーはイエメンの人々の文化や生活に溶け込み、現在も主要な農作物のひとつとなっています。家族の生業としてコーヒー生産に取り組む人々のほとんどが、1エーカーほどの農地を所有する小規模農家です。
イエメンコーヒーの発展に尽力するモカオリジンズさんは、単一農家のオリジナルロットや、地域の特別ロットなどを作ってきました。
質の高いイエメンコーヒーを届けたい、コーヒーでイエメンの経済発展に貢献したいという思いで兄弟で活動しているモカオリジンズさん。このコーヒーはハラズ地域の農家さん総勢170名と協力して作られた、地域の特別ロットです。
「シャムス」とは現地の言葉で「太陽」の意味。
収穫期になると、農家の家の屋上や庭先で燦々と降り注ぐ太陽のもと、コーヒーの実が拡げて乾燥されます。
「ダワイリ」は、別名イエメニアや古代ティピカと呼ばれている品種。アラビカ種のコーヒーの起源はエチオピアや南スーダンという説が有力ですが、その対岸にあるイエメンに持ち込まれたコーヒーが根付き、栽培されたのがルーツです。
イエメンからジャワ島へ、さらにアムステルダムの植物園を経て、中米や南米に伝播したコーヒーの歴史。そんなティピカのルーツを振り返ることができる貴重なコーヒーです。
国名:イエメン【YEMEN】
生産地:サナア州 マナーカ 西ハラズ地域
生産者:ハラズ地域の小規模農家さん
標高:1700-2200m
品種:ジャディ(ティピカ)、ダワイリ(古代ティピカ/イエメニーア)、ウダイニ
プロセス:ナチュラル
乾燥:天日乾燥
栽培期間中、農薬・化学肥料不使用
焙煎度合:High Roast(中煎り)
風味の特徴:ストーンフルーツ、杏